ピル

Pill

低用量ピルとは?どんな薬??

ピルはもともと避妊のために開発されたものですが、現在は生理痛の軽減、月経周期の安定、月経量の減少、貧血の改善、子宮体がん、卵巣がんの予防、にきびの改善など、たくさんのメリットがあります。
1日1錠、一定の時間に毎日飲むことで避妊もでき、体の中の女性ホルモンのバランスもととのい安定してきます。
ピル服用時の副作用は飲み続けていくうちにおさまってきます。

飲み方は3週間ピルを飲み、1週間お休みします。ホルモンのお休みの間に血液中のホルモン濃度は下がり、それにともない子宮内にためられていた子宮内膜がはがれ、排出されます。月経のような出血ですが、ふだんの月経よりも量が少なく、痛みも少なくなります。
また、ピルを毎日服用していると、急な出張や旅行などの予定にあたるときでも簡単に月経をずらすことができます。とても便利!!

 

ピルの効果とメリット

生理痛の緩和

子宮内膜が分厚くならないうちに月経がおこるので、子宮収縮を抑えられて月経痛が軽くなります。

生理不順の改善

生理の周期が規則正しく28日周期になるので、生理不順への治療効果があります。

月経前症候群(PMS)の改善

ピルを服用すると排卵前後のホルモンの変動がなくなる為、PMSの症状が軽減されます。

ニキビの改善

特に男性ホルモンの産出と働きを抑制する為、「大人のニキビ」に効果があります。

安全な避妊

正しく服用すれば、ほぼ100%避妊できます。

更年期障害の予防

ホルモン状態を安定させて、更年期症状を予防する効果があります。

女性特有の病気・ガンの予防

子宮体ガン・卵巣ガン・大腸ガンの予防が報告されています。

乳房に対する効果

乳腺症の改善・乳腺の良性腫瘍の発生を抑制します。
※最近の研究では乳ガンの発生は増加しません!

子宮内膜症への治療効果

子宮内膜症のもっとも副作用の少ない、安全な治療薬としての効果が期待できます。

 

ピルについて気になること

ピルにまつわる迷信

ピルの効果

『吐き気や頭痛などが起きる』は嘘!

ほとんどの方では起きません。症状があっても軽度です。
(体質によっては症状が強いこともありますが、種類の変更や服用の中止をすることで改善します)

『乳ガンになりやすくなる』は嘘!

以前は乳ガンになりやすくなると言われていましたが、現在はピルの服用をしても乳ガンになりやすくなることはないと訂正されています。

『長く服用すると将来妊娠できなくなる』は嘘!

服用経験のある方が不妊症にはなりにくいとされています。

『排卵できなくなる』は嘘!

服用終了後は元のように排卵するようになります。服用中排卵を抑制することで、卵巣ガンになりにくくなります。

副作用について

服用開始ごろには10人中1〜2人の方に軽度の吐き気、頭痛など「つわり」のような症状が現れることがありますが、数日のうちにほとんどの方では症状が消失します。

乳房が張ることがあります。生理の前になると乳房が張る経験をされたことはありませんか?
同じような症状は1〜2ヶ月続くことがあります。特に異常というものではありません。

不正出血があることも。10人中1〜2人に、1〜2ヶ月の間少量の出血が起こることもあります。

重大な副作用!!

血栓症

血管の中で血液が固まってしまって、血液が流れなくなる“血栓症”というものが、もっとも危険な副作用と考えられます。非常に稀な副作用です。
例えば、タバコを1日に1箱吸う方は、吸わない人に比べて5倍も血栓症のリスクが増えますが、低用量ピルでは2倍にしかなりません。
☆当院では充分に注意しながら安全に服用できるように、定期的な婦人科チェック(子宮がん健診・超音波検査・血液検査)と診察、血圧測定を行っています。

 

低用量ピル処方の流れ

初回低用量ピル処方の流れ

1

ともこレディースクリニック受付にて問診表をご記入頂きます

2

ともこ先生による婦人科チェック(子宮がん検診・超音波検査)

3

血液検査(肝機能、血液凝固 (血栓症リスクチェック、コレステロール値、貧血)血圧測定

3

ピル専門外来にて低用量ピルの飲み方を詳しく説明致します。

3

ピルクリニックで処方、会計後お帰り頂きます。



(※当院ではオンライン診療でのピルの処方は行っておりません)

ピル初回処方時に必要な費用

項目タイトル 月額費用
ピル1シート(1か月分) 2,750円(税込)
婦人科チェック
(子宮がん検診・超音波検査・血液検査)
7,700円(税込)
カウンセリング料
(初回のみ)
2,000円(税込)

ピルは保険適応外のお薬なので、ご希望があればまとめて処方することも可能です。 しかし、お薬なので適切な検査を受けていただき自己管理をお願いしています。 各種検査などは、いつでもお問合せください。

当院にて低用量ピルをご希望の学生の患者様は学割価格(1シート 2,310円)にてご購入いただけます。
学生証を必ずご持参ください。

 

当院では、安心して安全に服用いただくために
検査をした方のみ処方をしております。

患者さんが当院を選ばれる理由

① 安心・安全のためにピルの処方の際は検査をさせていただいております。

婦人科チェック
子宮頸がん検診 2,200円
超音波検査 3,000円
血液検査 2,500円

②専任のピルコンシェルジュが在籍

のみ方だけでなく、ピル専門アドバイザーがご案内させていただきますので、安心してピルを服用していただけます。


③ 半年一度の検査

安心安全に服用できるよう血液検査をして血栓症のリスクチェックを行います。そのほかにも肝機能・貧血・コレステロール値が分かりますので、健康管理にも役立ちます。


④ 1年一度の女医による婦人科検診がある

子宮頸がん検査や超音波検査で子宮筋腫や子宮内膜症・卵巣腫瘍の有無を定期的にチェックすることで女性特有の病気の早期発見に繋がります。

 

ピルに関するQ&A

Q、ピルって何?

A、ピルは低用量経口避妊薬のことです。エストロゲンとプロゲストンという女性ホルモンが少量ずつ含まれた錠剤。これらは卵巣で作られるホルモンとほぼ同じ構造をしているので、体に有害ということはありません。女性であればもともと自分自身の身体にあるほるもんを錠剤として毎日加えているだけのことなのです。

 

Q、ピルっていつのめばいいの?毎日飲むの?

A、毎日、ほぼ同じ時間帯に一錠のむだけです。飲む時間帯に指定はないので、ご自身の飲みやすい時間を決めて服用下さい。

 

Q、体重が増えるの?

A、ほとんどの場合、そのようなことはありません。ピルを服用することにより体調が良くなり食欲が出るとも言われています。

 

Q、吐き気、嘔吐があるの?

A、服用開始してから1~2か月は、まれに吐き気・嘔吐の副作用が出る場合があります。

 

Q、将来不妊症になるのでは?

A、ピルの服用を止めるとすみやかに自然な月経周期が回復し排卵がおこるようになり、妊娠が可能になります。ピルは望まない妊娠を避けるための方法ではなく、望むときに妊娠をするための方法でもあるのです。

 

Q、ピルをのんでも生理ってくるの?

A、女性の体は約1か月の周期でホルモンが変動し、排卵・月経が起こっています。ピルを服用すると、このホルモンの量の変動をおさえられるために通常よりも少ない量の出血が毎月規則正しく来るようになります。

 

Q、ピルとサプリ、他のお薬と一緒にのんでいいの?

A、まず薬のなかにはピルの効果に影響を及ぼしたりするのもあるので、病気で医師に薬を処方してもらう場合は、ピルの服用中であることを伝えましょう。ですが、ほとんどの薬やサプリメントは影響しません。

 

Q、ピルをのむときにどんな検査をするの?

A、ともこレディースクリニックでは、ピルを安心して安全に服用していただく為に、1年に1回の婦人科チェックをお願いしています。

【婦人科チェック】・・・7,700円(税込み)

・子宮がん検診

・超音波検査

・血液検査(肝機能、コレステロール、血液凝固機能、貧血)を施行します。

 

Q、ピルっていくら?

A、低用量ピルは1シート(1か月)2,750円(税込み)です。

 

Q、ピルで性感染症(STD )も防げるの?

A、ピルは避妊薬で、HIV感染(エイズ)や他の性感染症(STD)を防ぐものではありませんので、性感染症予防にはコンドームを使用しましょう。

監修者情報

産婦人科医師 杉浦智子

 

専門医

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