ブログ
blog
注意したい性感染症
2019年08月17日
■性感染症は身近な病気
セックスによってうつる病気を、性感染症といいます。性感染症の原因はウイルス、細菌、カビ、寄生虫、原虫などの微生物で、お もに性行為によって感染します。
なかでもクラミジア感染症、トリコモナス膣炎、性器ヘルペス、淋病や梅毒、そしてエイズは身近な病気としてとらえ、感染しないように注意が必要です。
性感染症に感染しているかどうかは見た目には判断ができません。ですので、自分だけは絶対感染しないという保証はないといえます。もちろん性交渉を行わなければ感染することはほとんどありません。性感染症の最大の予防は、不特定多数の人と性交渉を行わないこと、性交渉の際にはコンドームをつけることです。
■治療はパートナーも同時に行う
万が一、性感染症にかかってしまった場合は早期の治療を行うことが大切です。
性感染症のおもな症状としては、外陰部のかゆみやおりものの異常、不正出血などです。感染後1~5日で発症するものもあれば、潜伏期間を要するものもありますので、疑わしい場合にはクリニックでの診察を受けるようにしてください。
また、性感染症に感染している場合、パートナーも感染している可能性もあるので、治療を受ける際にはパートナーも一緒に受けるようにしましょう。
早期であれば、薬物療法により比較的早く症状がおさまるものが多いですが、再発の可能性もあるので、完治するまではきちんと治療を続けるようにしてください。
再発した場合、慢性化する恐れもあり、命にかかわるものや、不妊の原因になるもの、出産時に母子感染するものもありますので、自分だけでなくパートナーへの影響も考え、早めの治療を心がけましょう。