ブログ
blog
初体験と性感染症について
2017年09月08日
今回は思春期の異性への関心、初めての性経験、それに伴う性感染症についてお伝えいたします。
思春期における恋へのあこがれ、性欲の芽生え
思春期になると、異性の存在を意識し始めるようになります。それまではなんとも思っていなかった男の子のことを急に意識してしまうようになったり、顔を見るだけでドキドキしてしまったり、相手のことを考えると苦しい気持ちになる、そんな初恋を経験する人も多いことでしょう。
初経を迎えたあとの女性ホルモンは、「異性への関心」が芽生えるようになります。性行動に興味を覚えるのはとても自然なことと言えます。けっして恥ずかしいことではありません。
近年、性経験の若年化が進み、軽い気持ちで異性と性交渉をもってしまうケースもあります。セックスには性感染症や望まない妊娠をまねく危険性があることを忘れないようにしましょう。
好きな相手に求められると拒否できずに、受け入れてしまう女の子も少なくありません。
ですが、はじめてのセックスでも、性感染症や妊娠をする可能性は当然あります。
自分の体を大事に考えることが大切です。セックスをすることで自分の体や精神面に及ぼすリスクをしっかりと考えて行動するようにしましょう。
増えている性感染症
性感染症とはセックスによってうつる病気をいいます。思春期のうちに性経験をする人が増えているため、性感染症に感染する人も比例して増えています。
性感染症を予防するには、セックスをする際に必ずコンドームを使用することがいちばん有効です。コンドームは避妊のためだけでなく、性感染症予防のためにもとても有効なものです。相手任せにせず、自分から使用をうながすことが大切です。
性感染症から身を守るためには
●セックスの前にはシャワーを浴びて体を清潔にする
●コンドームは最初からつけてもらうようにする
●出血を伴うセックスはウイルスに感染しやすく危険なので、月経中のセックスは行わない
●アナルセックス、オーラルセックスは行わない
●不特定多数の相手とセックスしない
など
性感染症はいつ自分の身に降りかかってくるかわかりません、しっかりと予防をして、自分の身を守りましょう。
また外陰部や膣の中がかゆい、性器に水疱やいぼ、潰瘍などのできものができている、おりものがいつもと違うなど、普段とは違う症状が現れたと気付いたら、すぐにクリニックに相談するようにしてください。