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夏になりやすいカンジダ膣炎

2017年08月19日

今回は夏に発症しやすいカンジダ膣炎についておさらいいたします。ともこレディースクリニック

カンジダ膣炎とは
性感染症として知られるカンジダ膣炎ですが、カビの一種であるカンジダ菌が免疫力が低下した場合や、膣粘膜の状態が悪化すると急激に増え、かゆみや炎症が起こるようになる病気です。
カンジダ菌はもともと人間の腸内や皮膚にいる常在菌で、性行為以外でも妊娠中や免疫力が落ちる要因があると増え、また高温多湿になる夏は家の中でもカビが増えやすく、そのカビが原因でカンジダ膣炎になることがあります。
激しいかゆみがありますが、我慢せずに早期の段階でクリニックを受診していただき、適切な診断と治療を受けることで症状は改善することが多いです。

蒸れ予防するには
カンジダ膣炎にならない為には部位をいつも清潔に保っておくことが大事です。
夏場は特に蒸れやすく菌が繁殖しやすいので、下着やナプキンは通気性のよいものを選び、ナプキン類はこまめに交換しましょう。
また1日1回お風呂に入った際に、まず表面を石鹸できれいにし、膣内部は清潔なお湯で洗うようにしましょう。
激しいかゆみがつらいカンジダ膣炎ですが、いつも清潔に保ち、免疫力が落ちないように日ごろの生活を整えることで夏場のカンジダ膣炎は防ぐことができます。

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