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ピルとニキビの関係

2018年05月05日

今回はピルとニキビの関係についてお伝えします。ともこレディースクリニック

■ホルモンとニキビの関係
ニキビができたり、肌が荒れることで悩んでいる人はホルモンバランスの乱れが原因と考えられます。
中でも原因なのが、男性ホルモンによる「過剰な皮脂分泌」です。男性ホルモンが活発になると皮脂が分泌され、それが毛穴に詰まることでニキビができてしまうのです。
そこで女性ホルモンを含むピルを服用することによって、女性ホルモンを増やし、男性ホルモンの作用を減少させることで、ニキビを改善できる場合があります。
ピルにはエストロゲンとプロゲステロンという2種類の女性ホルモンが成分となっており、このうちエストロゲンには皮脂分泌を抑え、肌の調子を保つ作用があります。
エストロゲンの量が増えることによって、皮脂の分泌が穏やかになりニキビになりづらい肌へと導けるのです。

ピルによるニキビへの効果■ニキビに効果のあるピルって?
ピルには様々な種類が存在し、ホルモンの配合量と組み合わせによって第1世代、第2世代、第3世代、第4世代の4つに分けられます。
その中には皮脂の分泌を抑制する効果が高いものもありますが、日本ではまだニキビ治療薬として認可のおりているピルはなく、ニキビの治療目的での保険使用はできなくなっています。

このようにピルの使用によってニキビを改善できる作用はありますが、普段からピルを服用していない場合や、一度もピルを服用したことがない 人の場合、自分にあったピルかどうかを見極めるのは難しいです。
副作用が出る場合もありますので、避妊や月経の変更以外の用途でのピルの服用をお考えの場合はクリニックへ相談してください。

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