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ピルの服用パターンご紹介④「更年期の諸症状の緩和」
2016年06月03日
ピルを処方、服用するパターンはさまざまです。
どのようなパターンに活用されるか、パターンごとにご案内いたします。
前回は「避妊を目的とした場合のピルの効果」についてご案内しました。今回は「更年期の諸症状の緩和」を目的としたピルの服用についてご案内します。
プレ更年期の症状
女性が30代後半~40代にかけて気になり始めることに、迎え始める更年期があります。
40代後半~50代になると本格的な更年期をむかえ、閉経へと至ります。
女性ホルモンの減少により、イライラするという症状のほかにも顔ののぼせ、ほてりが強いホットフラッシュ、多汗など精神的にも肉体的にも様々な不調が出始めます。
更年期は女性ホルモン(エストロゲン)の減少によって起こる症状で個人差もあり、この症状を放置すると、ひどい場合には日常生活にも支障をきたすことも。
でも、更年期の症状や生理不順など生理の問題が表れたからといって、過度に心配することはありません。
症状が一時的な方やすぐになれておさまってしまう場合もあります。症状が強い場合はホルモン補充療法などでホルモンバランスの乱れを治し、症状を緩和し、元の健康な状態に戻すことが可能です。