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更年期との上手な付き合い方

2017年07月22日

今回は更年期との上手な付き合い方についてご案内いたします。

更年期症状と向き合うためには
更年期症状は毎日の過ごし方や、更年期への考え方で症状が左右されます。更年期になっても最初は症状に体がついていかず、不快な症状に誰もが悩まされるものです。
ですが、やがて体も状態に慣れていきます。ホットフラッシュなどのつらい症状も緩和されるようになるので、更年期と向き合い上手に付き合っていくためには、まず更年期は嫌なもの、こわいものと思わないようにすることがとても重要と言えます。
更年期はだれもが経験する症状です。自分の体の変化を理解し、体や心のケアをするいいチャンスだと思うようにしましょう。
ですが少しでも症状を和らげて更年期を少しでもらくに乗り切りたいですね。そのためには生活の改善や、健康への意識をしっかり高めることが大切です。その後の人生の質をよくすることにもつながりますので、自分で乗り越えていく気持ちをもって更年期と付き合うようにしましょう。

更年期を快適に過ごすためのコツ
◆体を動かすようにする
体重管理のため、気持ちをリフレッシュさせるため、体力・筋力を養うため、体を動かすことは重要といえます。ウォーキングやストレッチなど毎日の生活の中で続けられることを楽しみながら行うようにしましょう。

◆睡眠をきちんととって生活のリズムをととのえる
疲労を回復するのに大切なのはなんといっても睡眠です。睡眠を正しい時間にとることは生活のリズムをととのえることにもつながります。ただし、睡眠不足だからと休日に長く寝すぎるのはリズムをくずすので注意しましょう。

◆がまんをしないで休む、治療を受ける
体の変化を理解して、無理せず休むことが大切です。体がつらければ早めに病院を受診するようにしましょう。
◆積極的に外に出る
ずっと家の中にいると気分がふさぎがちになるので、更年期症状が悪化しやすくなってしまいます。買い物に出たり、散歩をする、旅行に行くなど、外に出る機会を増やすようにしましょう。

◆バランスのとれた食事をとる
骨粗鬆症など年齢を重ねるうえでかかりやすくなる病気を予防するには、きちんと栄養をとることが大切です。良質のたんぱく質やカルシウム、食物繊維を積極的にとるようにし、糖質、脂質は控えめにして食べ過ぎないようにしましょう。

◆健康診断を受ける  
健康に注意することが大切になる時期です。定期的に健康診断や検診を受け、自分の体の状態を把握するようにしましょう。

◆自分のために楽しむ時間を持つ
自分が何をするのが楽しいのか、楽しんでできることを見つけましょう。自分の時間を持つことで、ストレスの解消にもなります。
歌う、絵を描く、音楽を聴く、本を読む、おしゃれをする、ガーデニングをするなど、いろいろ試して自分の楽しみを見つけて、更年期を乗り切りましょう。