ブログ
blog
女性ホルモンの揺らぎ世代
2014年08月09日
女性ホルモンの揺らぎ世代
更年期は40代半ばから50代半ばに見られる生理的現象ですが、30代後半から40代前半に更年期の症状、
月経不順や体調が良くなかったりする事があります。
これらは更年期ではなく、ストレスなどによる自立神経失調症の可能性が高いと思われます。
女性ホルモン値は正常だけれど、女性ホルモンのリズムが乱れ始めて起こる症状です。
この段階では卵巣機能の低下ではなく「女性ホルモンの揺らぎ世代」と言われています。
卵巣の働きはいきなり低下しません。一般的に30代後半から妊娠する可能性がぐんぐん落ちてゆき不妊傾向となり、40代半ばで更年期に入り、50歳前後で閉経が訪れます。もちろん、個人差が認められますがこのように20年間程度の時間をかけて卵巣機能は低下していきます。
40歳を過ぎた頃からエストラゲンが減少していきます。
エストラゲンは全身の健康や女性の美しさに大きく影響し減少することで、更年期の症状が現れます。
また、髪の艶、肌の乾燥、シワなど外見的にも影響が見られ、悪玉コレステロールが増加したり、太りやすくなったり、骨粗しょう症などの生活習慣病のリスクも高くなります。
閉経が終わると病気のリスクも高くなりますので40代を過ぎる頃から病気への予防という考えをもつ事が非常に大切です。
この頃は婦人科へ足を運んでこの時期を上手に過ごす為のアドバイスを受けて下さいね。