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紫外線と美容について
2020年04月25日
■紫外線が美容によくない理由
「紫外線を浴びることが美容によくないことはわかっているけれど、どうしてよくないのかは何となくしか知らない」という方は多いのではないでしょうか。日差しのきつい日に日焼け止めを塗らずにいると、日焼けをしたりシミになったりすることは皆さんもご存じだと思います。ですが、紫外線には日焼けやシミ以外にも美容の大敵になる特徴が多く含まれているのです。
紫外線には2種類あり、UVA(紫外線A波)とUVB(紫外線B波)があります。日焼けやシミといった肌にすぐ変化があらわれるのは、UVBの効果によるものですが、実はUVBは地表に降りそそいでいるすべての紫外線の内5%ほどしかありません。
残りの95%はUVAになるのですが、UVAによる影響は光老化と呼ばれる、肌のハリや弾力を生むコラーゲンやヒアルロン酸、エラスチンを作る細胞にダメージを与え、老化とは異なるシワやたるみを作る原因となります。また、メラミン色素を合成していくため、シミが目立つ原因にも。
赤みや炎症、日焼けのような目に見える変化としてすぐにはあらわれないため、安心してしまう方も多いのです。
UVAは雲や窓ガラスも通り抜けて肌に影響するので、曇りや雨の日、屋内にいても紫外線を浴びていることになるので、注意をする必要があります。
それぞれの特徴は以下のようになります。
UVA(紫外線A波)
・肌への浸透力が高い
・肌のハリや弾力を生む細胞にダメージを与え、シワやたるみの原因に
・メラニン色素の合成し、シミが目立つように
・雲や窓ガラスは通り抜ける
・肌の変化がすぐにはあらわれないので気づきにくい
UVB(紫外線B波)
・肌への浸透力は低い
・肌の表面に強い影響を与え、赤みや炎症、日焼けをしやすい
・シミやそばかすなどの原因にも
2種類ある紫外線のどちらにも気を使いながら生活し、いくつになってもシワやたるみ、シミのない美しい肌を維持しましょう。
当クリニックではUVA、UVBどちらにも効果のある飲む日焼け止め「ヘリオケア UltraD※(医療機関専売品)」の取り扱いを行っております。一箱30カプセル5,500円(税抜)です。
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