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若くても頻尿になる危険性について
2019年03月23日
■10代や20代の頻尿
頻繁に何度もトイレに行きたくなるという方は頻尿の可能性があります。頻尿と聞くと高齢の方の症状と想像してしまいがちですが、10代や20代の若年層の方でも起こりえる症状です。
頻尿の目安ですが、1日のうちに日中に8回以上、夜間に1回以上トイレに行くようであれば、頻尿と言えます。また、自分自身で排尿回数が多いと感じている場合、上記の回数以下であっても頻尿の可能性があります。
頻尿の原因はさまざまで、生活習慣やストレスが原因の場合もあれば、ほかの病気が原因で引き起こされている場合もあります。病気が原因の場合には、感染症膀胱炎や過活動膀胱、糖尿病、子宮筋腫、骨盤臓器脱などがあります。
■生活習慣やストレスが原因の頻尿
頻尿は体や精神の状態、普段の生活習慣が原因で引き起こされる場合もあります。特に春のこの季節では、頻尿を引き起こす要因が多く存在します。
新たな職場で働く場合など、緊張していたり不安を抱えていたりすると頻尿になる場合もありますし、歓迎会などでビールなどの利尿作用のある飲み物を飲みすぎてしまう場合なども、頻尿の原因になってしまうといえます。また、暖かい日と寒い日の温度差も大きい時期でもあり、体温が低下してしまうと膀胱が刺激されて頻尿になることも。
■治療
頻尿にはさまざまな原因がありますので、まずきちんと診察を受けるようにすることが最も大切です。頻尿は日常生活に支障をきたすばかりではなく、膀胱炎や子宮筋腫といった疾患のサインの可能性もあるので、早めに治療を行う必要があります。
そして日ごろから頻尿が起こらないように対処するように気を配ることも大切です。利尿作用があるコーヒーやビールといった飲み物を飲みすぎないようにしましょう。ストレスをため込まないように、リラックスできる時間を意識的にとるようにすることも大事です。
また骨盤底筋を鍛えることで、尿道を締める力をつけることもできるので、日ごろから肛門や膣を締めたり緩めたりして、骨盤底筋を鍛えるようにすることも、頻尿を防ぐために有効といえます。