ブログ

blog

性成熟期とセックスについて

2017年09月15日

ともこレディースクリニック今回は性成熟期における女性とセックスについてお伝えします。

女性の性欲はゆっくり
好きな人に抱きしめられたい、相手の肌に触れていたい、そんな感情はだれにも起きるものです。
男性と同じように女性にも性欲があり、セックスをしたいという性衝動にかられることは自然なことで、決して恥ずかしいことではありません。
ですが、性欲にはかなり個人差がありますし、男性と女性の間にも差があります。一般的に男性の性欲は視覚や聴覚を通して急激に高まるのに対し、女性の性欲はムードやスキンシップを通して、ゆるやかに高まるといわれています。
また、排卵日になるとセックスがしたくなるなど、月経周期によって性欲の高まりを感じる場合もあります。

セックスを苦痛に感じることも
愛する人とのセックスは、心身ともに満たされた気持ちになるのが一般的です。ですが、痛くてセックスができない、苦痛なだけで快楽を得られないなど、セックスを不快に思う女性も少なくありません。
カウンセリング痛みや苦痛に対して医学的なトラブルがないかは診察すればわかりますが、多くの場合は医学的な問題よりもセックスで嫌な思いをしたり、妊娠することに不安な気持ちを抱いている状態でのセックスで、気分が盛り上がらないなど、女性のメンタル面に及ぶ影響が原因であることが多いようです。
男性の身勝手な行為や乱暴な扱いなどで、セックスを苦痛に感じるようになる女性もいます。日々のストレスからセックスをすることがわずらわしくなることもありますので、パートナーとよく話しあって、お互いの気持ちを理解しあうことが大切です。
どうしてもセックスをすることができない場合には、カウンセリングを受ける方法もあります。

妊娠を望まないなら避妊はしっかりと
性成熟期の女性は、セックスによっていつでも妊娠する可能性があることを忘れてはなりません。
現在子どもを望まない夫婦やカップルは、しっかりと避妊をすることが大切です。妊娠によってお互いの生活がどのように変わるかをよく考え、ふたりで協力して避妊を心がけましょう。
もしも望まない妊娠をしてしまった場合、人工妊娠中絶という選択肢を選ぶこともできますが、「母体保護法」にもとづいて「妊娠の継続または分娩が、身体的または経済的理由により母体の健康を著しく害するおそれがある」場合などに認められることを忘れないでください。
人工妊娠中絶は女性の体にも心にも大きな傷を残すため、望まない妊娠をしないようしっかりと避妊をしましょう。

WEB予約はこちら