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外陰部のかゆみ・痛み
2015年03月20日
※むれ、おりものの刺激によるかゆみも多い
汗ばんだり、むれたりするだけでも外陰部はかゆくなります。でもこれは一時的なもので、原因を取り除けば解消します。通気性のよい衣類にするなどして、工夫しましょう。このほかには、おりものや月経血にかぶれてかゆくなることもあります。とくに、排卵日前のおりものが多い時期は、いつも外陰部が湿っているため、かぶれやすくなります。月経中も、常に皮膚に月経血が触れていることや、ナプキンの素材が合わないために、かぶれることがあります。
とくに皮膚がかぶれやすい体質の人は、外陰部の皮膚も弱いので、注意しましょう。おりものが多いときは、おりもの専用シートを利用するなどして乗り切りましょう。
ナプキンが合わないなら別の製品に変えてみることです。月経中は、まめにシャワーを浴びて、外陰部の清潔を保つようにします。
外陰部は、便や尿によって不潔になりやすい部位ですから、大腸菌やブドウ球菌といった一般的な細菌の感染が起こることもあります。炎症が起きると、痛みやかゆみ、発赤、膿疱などが見られます。
じっとしていられないほどの、かゆみや熱感がある場合は、カンジダ腟炎や腟トリコモナス症が考えられます。この場合は治療が必要ですので、放置せず必ず婦人科で診察をうけてください。