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冬の足が攣りやすい原因と予防策
2016年12月10日
今回は冬に足が攣りやすくなる原因と予防策についてご案内いたします。
どうして足が攣るの?
夜中寝ている時などに急に足が攣ることがありますね。
一足何が起こったのかと驚くことと思いますが、実は足が不調を訴えているのかもしれません。
足が攣るのは神経伝達の不調で起こる、筋肉の強い収縮が原因です。
筋肉は常に伸び縮みを状態に応じて変化させ、中枢神経に伝達していますが、この伝達に不調があると必要以上に筋肉が収縮してしまい、その結果足が攣ってしまうのです。
では足が攣る不調の原因についてご説明します。
◇体の冷えによる筋肉の緊張
冬の気温の低下によって冷え性ぎみになると足の攣りが起こりやすくなります。
これは血行不良でイオンやエネルギーが不足することに加えて、冷えで筋肉が緊張してくることが原因と考えられます。
女性は特に冷え性になりやすいので、血行が悪くなり足が冷えると、体の冷えによる足の攣りが起きやすいです。
◇水分やエネルギー不足
運動をすると、汗をかくことで体のイオンバランスが崩れ、イオンをつかった筋肉からの信号がうまく出なくなったり、筋肉が正しくはたらくためのエネルギ-の補給が疲労に対して間に合わなくなってしまい、その結果足のつりが起きると考えられています。
以前ご案内した女性の冬の寝汗による多量の発汗などで脱水状態になると、ビタミンやミネラル(カリウムやマグネシウムなど)の不足や、水分の不足が起こってしまうので足が攣りやすくなります。
◇加齢による筋力の衰え
中高年になると筋肉の量が減り、血行不良や冷え、脱水傾向などのさまざまな要因が重なりやすくなり、結果として足の攣りが起こりやすくなります。
睡眠時には冷えが起こりやすくなったり、ふくらはぎが立っている時とは異なる状態におかれるため、さらに足のつりが起こりやすくなると言われています。
■足の攣りの予防策
●水分や電解質が不足しないように補給を心がける
●血行促進させる
●バランスの取れた食生活と適度な運動を行う
普段から疲れをためない、ミネラルや水分を十分に摂るといったことに気を付けましょう。
その他に寝る前にお風呂につかって体を温めることや、ふくらはぎの筋肉を伸ばすストレッチが効果的です。
■ 足が攣ったときの対処法
栄養を十分に摂っていても、足がつったり、体の筋肉が突然痙攣してしまう事があります。
そんな時は痙攣した部分の筋肉を軽くさすったり、ゆっくりとストレッチさせて緊張をほぐす事で痛みを和らげるようにしましょう。