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夏の女性の悩み～生理中の蒸れ～

2016年07月01日

前回は夏の女性の悩みについて、「冷え性」をご案内いたしましたが、今回は悩む方も多い「生理中の蒸れ」についてご案内いたします。

「私もそう！」という方、結構いらっしゃると思います。多くの女性が夏になれば、生理中の蒸れに悩まされています。あるメーカーの調査でも、女性の約8割が夏の時期、生理中に肌のトラブルが起きている、感じている、という結果が出ています。もちろんこのままトラブルを放置していると、やっかいな疾患の原因となりますので対処が必要です。

蒸れが招くトラブル
生理による蒸れは、性器のかゆみやかぶれ、雑菌の繁殖を招きます。
特に外陰部は「デリケートゾーン」という呼ばれる通り、傷つきやすくトラブルの発生しやすい箇所です。そのため、ナプキンが触れた刺激が接触性皮膚炎を起こしたり、湿度の高い状態で雑菌が繁殖して膣炎などの原因となったりする場合もあります。

注意したい点は、「清潔・密着させない・通気性」です。
下着や生理用品えらびに気を付けて頂ければどれも簡単で、すぐに取り入れられるものばかりだと思います。これらを実施しても蒸れたり、かゆみが発生してしまった場合には、早めに婦人科を受診するようにしましょう。

自己流での対処は病状を悪化させる原因になりかねません。早めに婦人科医に相談してくださいね。