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夏の冷え性について
2019年07月27日
■夏でも冷え性になる?
梅雨があけ、いよいよ夏本番という気温になりました。
こんなに気温が高いのだから冷え性とは無縁だと思われるかもしれませんが、実は夏は冷え性になりやすい季節です。
原因は暑いからこそ、冷たいものが増えることにあります。体が冷えると体温を維持しようとして血管が収縮し、血液の巡りが悪くなるので、体の末端である手足から冷えていくようになります。通勤中の電車内や社内など、冷房がきいた場所に長時間いると体は表面だけでなく内側まで冷えてしまいます。また、冷房の効いた寒い空間から外の暑い空間を行き来すると、自律神経が乱れ、血液の巡りが悪くなる原因となります。
また、冷たい食事や飲み物、アイスクリームといった冷たいものをとる機会が増えることも、体を冷やす原因となっています。
暑いときには冷たい食べ物や飲み物を口にしたくなりますが、氷の入った飲み物を飲んだ場合、内臓の温度が一気に下がってしまい、その下がった温度を元の温度に戻すには大変なエネルギーと時間が必要になります。
■対策
暑いときは冷たい食べ物や飲み物が欲しくなりますが、冷え性にとって冷たいものは大敵。常温もしくは体温以上のものを日頃からとるように心がけるようにしましょう。
特に飲み物は体温の調節に大きくかかわってきます。暖かいお味噌汁やスープをとることで体の内側から温めることができます。また、ゆっくりと温かいものを食べることで、体をリラックスさせ、自律神経のバランスも整えられます。
ほかにも39~40度のぬるめのお湯にゆっくりと15~20分ほど入ることで、体の内側まで温めることができるのでおすすめです。お風呂上りにはせっかく温まった体を冷やさないように、早めに髪を乾かすようにしましょう。冷たい飲み物はせっかく温まった体を冷やすことになるので注意しましょう。