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むくみについて

2019年01月19日

今回は女性の気になるむくみについてお伝えします。

■むくみって？
長時間立っていたり、座りっぱなしでいた時などに、足が普段よりもふくらみ、靴をはくのがきついと感じた経験がある方は多くいると思います。これは静脈の循環が一時的に悪くなり、体の下に向かって水分がたまったことによるものです。
少し足を動かしたり、寝るときに足の位置を心臓よりも高くすることでむくみは引くことがほとんどです。また、塩分やアルコールの取りすぎによって、バランスを保つために体が水分をため込むこともあります。その場合には顔がむくむこともありますが、足や顔、手などに多少のむくみがあっても、自然に治る場合は特に心配することはありません。

■月経前にもむくみが起こる
月経の始まる前に顔や全身にむくみが出る人もいます。これは月経前に分泌される黄体ホ ルモンの影響で、水分を体内にため込む働きによるものです。月経がはじまって黄体ホルモンが減少していくにつれ、むくみは自然におさまってくるでしょう。
月経周期に合わせて起こるむくみは気にしなくても大丈夫ですが、あまりにもむくみがひどくて気になる場合には、念のためクリニックを受診して相談してください。

■病気が隠れている場合もある
上記のような自然と治るむくみについては問題ありませんが、足のすねを押したときに、指のあとがしっかりとついてなかなか戻らない場合は、何か病気のサインの可能性があります。また、むくみが手足や顔だけにとどまらず、全身に起こる場合は、心臓や腎臓、肝臓の病気や、甲状腺機能低下などの内分泌の異常が原因となっている場合もあります。むくみは自分の目で見てわかる症状なので、何日もむくみが続く場合には診察を受けるようにしましょう。