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性器の気になる症状について

2018年04月21日

今回は性器の気になる症状についてお伝えします。 ともこレディースクリニック

■外陰部のかゆみや痛み
性器にかゆみや痛みを感じたことがある方は多くいらっしゃいます。特に外陰部は汗やおりものなどで湿気やすく、通気性が悪い下着だとむれたり、ナプキンがこすれるとかぶれるなど、悩まされることが多い場所です。
かゆくならないように予防するには清潔な状態を保つことが一番で、お風呂の時などにぬるま湯程度の温度のシャワーで丁寧に洗って流すようにしましょう。この際に膣内部まで洗ってしまうと、膣内部にもともと備わっている自浄作用を低下させてしまうことになります。洗う時には膣内部まで洗い流さないようにしましょう。
外陰部の痛みやかゆみ上記のように湿気やすかったり、むれたりすることで痛みやかゆみを伴いやすい外陰部ですが、もしも我慢できないほどのかゆみや、熱をもってはれる、痛みがあるなどの症状がある場合は、性器カンジダ症や膣トリコモナス症などの病気の可能性もあります。
細菌などに感染して起きているかゆみの場合には、それぞれの細菌に合った治療を行わないと症状は治まりせんので、クリニックで診察を受けるようにしてください。
ほかにも「外因搔痒症(がいいんそうようしょう)」と呼ばれる自律神経のバランスや乱れ、疲れやストレスなどで起こる外陰部の激しいかゆみを伴う症状もありますので、つらい症状がある場合は我慢せずにクリニックで相談してくださいね。

■外陰部のはれやしこり
外陰部は肛門に近いため、不潔になりやすい場所といえます。主に大腸菌や細菌感染のリスクが高く、常に清潔を心掛けるようにしなくてはいけません。
細菌やウイルスは下着の摩擦による傷などから体内に入り込んで感染し、熱をもってはれたり、いぼのようなしこりができたりすることもあります。外陰部は異常があった場合にご自身で気が付きやすいものが多いので、普段と違うようだと感じたり、何か異常があると感じた場合にはクリニックを受診してください。

■注意点
「外陰部に異常が見られるけれど、クリニックに行くのは恥ずかしい…」と、ご自身で市販の塗り薬を使用したり、別の症状の際に処方された薬を使用される方がいらっしゃいますが、症状が異なるものに別の薬を使用してしまうと、かえって症状が悪化してしまう場合があります。
もし適切ではない薬を使用してしまった場合、2~3日経っても症状が治まらなかったり悪化した場合は、早めにクリニックを受診するようにしましょう。

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