販売されている低用量ピルには、21錠タイプと28錠タイプがあります。
28錠タイプには、7錠の偽薬が付いています。偽薬はプラセボなどとも呼ばれます。偽薬は毎日服用する習慣をつけるために考えられたものです。休薬期間空けの飲み忘れを防止する効果もあるといわれています。
一方、何の効果もない薬を飲むのはどうもという方もいます。シートが大きくなって嫌だという方もいます。
好みの問題ですが、自分のスタイルにあったタイプを選択しましょう。
21錠タイプ・28錠タイプどちらも、実薬が21錠であることに変わりはありません。28錠タイプでは、偽薬服用中が休薬期間になります。なお、28錠タイプの7錠の偽薬は飲み忘れても、効果に影響はありません。
●21錠タイプ
毎日、決まった時間に1錠ずつ21日間服用し、その後7日間服用を休止するタイプです。
最後の錠剤を飲み終えた後、月経のような出血があります。
この28日を1周期として7日間のお休みが終わった翌日から新しいシートの服用を開始します。
●28錠タイプ
飲み忘れを防ぐために最後の7錠はホルモンの入っていない偽薬(プラセボ錠)がついたタイプです。
毎日、決まった時間に1錠ずつ28日間服用し続けます。
偽薬(プラセボ錠)服用中に月経のような出血があります。
この28日間すべて服用したら翌日から続けて新しいシートの服用を開始します。