1. トップページ
  2. 診療案内
  3. ピル外来
  4. 避妊以外のメリット

避妊以外のメリット

ピルのメリット低用量ピルはほぼ100%の避妊効果を発揮する薬ですが、それ以外にも副効用がたくさんあります。例えば、生理痛の軽減、月経量の減少、生理不順の改善、PMS(月経前症候群)の緩和・・・など、働く女性にとって、仕事の妨げになりかねない辛い症状が改善されるのです。

また、ホルモンバランスが整うことで、生理前にニキビが出来たり肌あれが起こる・・・という悩みも無くなりますし、生理日の移動が簡単にできるので、旅行の時にも便利です。排卵を抑えることで卵巣を良好な状態に保ち、卵巣がんや良性卵巣腫瘍などにかかるリスクが低下するのも特徴です。

①月経に関連した副効用
  • 月経困難症(月経痛)の軽減
  • 月経血量の減少による貧血の改善
  • 月経不順の改善
  • 子宮内膜症の予防と改善
    ピルを飲むと、子宮内膜があまり厚くならないうちに月経が起こるので、出血量が減り、子宮収縮も抑えられて月経痛が軽くなります。子宮内膜症になりにくくなるという報告もあり、すでに子宮内膜症にかかっている場合は、進行をくいとめられる可能性もあります。
    また、生理の周期が規則正しく28日周期になるので、生理不順への治療効果があります。生理日の予定が立ち、旅行や試験などに便利です。1カ月以上前から調整すれば、生理日を変更することも可能です。
②ホルモンバランスの改善による副効用
  • 月経前症候群(PMS)の軽減
  • にきび、多毛などの改善
  • 更年期症状、骨粗鬆症の予防

    月経前症候群(PMS)の症状が強い人は、ピルを服用すると排卵前後のホルモンの変動がなくなるため、これらの症状が軽減されます。
    また、ピルには、男性ホルモンの作用を抑えてニキビや多毛症を減らす効果や、ホルモン状態を安定させて更年期症状や骨粗鬆症を予防する効果もあります。
③排卵を抑えることによる副効用
  • 卵巣がんの予防
  • 卵巣嚢腫の減少
  • 子宮外妊娠の減少

    排卵による卵巣の損傷が減るので、卵巣がんや卵巣嚢腫などにかかるリスクが低下します。
④長期服用による副効用
  • 乳房良性疾患の予防
  • 骨盤内感染症の予防
  • 子宮体がんの予防

    ピルに含まれる黄体ホルモンが子宮内膜を保護するので、子宮体がんにかかるリスクが低下します。
    また、子宮頸管粘液が変化して、精子だけでなく細菌やウイルスの子宮への進入を防ぐため、卵管炎や骨盤内感染症など不妊の原因になる病気にかかりにくくなり、不妊の予防につながります。
名古屋市にある婦人科 ともこレディースクリニック 避妊以外にも、生理痛の軽減・ホルモンバランスの調整・生理不順の改善など、女性にとって嬉しい副効用がたくさんあります。
拡大表示


近年では美容目的で服用されることに注目されています!

2006年2月1日、社団法人日本産婦人科学会が、ピルの使用のガイドライン改訂版を発表したのをご存知でしょうか。(ガイドラインの正式名称は「低用量経口避妊薬の使用に関するガイドライン」) これにより、ピルの処方のハードルが一気に低くなりました。「低くなった」と言っても、1999年に発表されたガイドラインが諸外国のものから大きく逸脱していたために、実際には「諸外国と同じようになった」というのが正しい見方です。

ガイドラインが改訂される前は、ピル服用までに数々の検査を自費でおこなわなければならなかったために、6万円以上もの費用がピル代以外に必要となっていました。 ガイドラインの改訂で処方前の必須検査はほとんど不要となり、必要な人に必要な検査をおこなうのみとなりました。その結果、ピル代以外の料金がほとんど不要になったというわけです。

ピルの使用で注目すべき点は他にもあります。以前はピルと言えば「避妊」のために使うものという認識が一般的でしたが、最近はそれ以外の用途に使う人の方がむしろ増えてきています。具体的には、ニキビの改善、過多月経や不正出血の治療、生理痛の緩和、貧血の改善、リウマチの症状の緩和、などに用いられるケースが増えてきており、これらの効能についてはガイドラインにも明記されています。

このページのトップへ