1. トップページ
  2. 診療案内
  3. 婦人科手術
  4. バルトリン腺のう胞摘出術

バルトリン腺のう胞摘出術

バルトリン腺は、セックス時に粘液を分泌する分泌腺で、膣口(ちつこう)の左右、小陰唇の内側にあります。その分泌液を排泄する開口部が膣の入り口の左右にあります。この開口部に細菌が感染、化膿して赤く腫れた状態を 「バルトリン腺炎」 といいます。
バルトリン腺炎が起こると開口部も詰まって分泌液がスムーズに排泄できなくなり、その結果、腺内に粘液が溜った嚢胞(のうほう)がつくられる場合があります。これは放置すると徐々に大きくなって、小指の先くらいから鶏卵大のしこりになります。嚢胞内で細菌が繁殖すると内部の液は膿(うみ)となり、皮膚も真っ赤に腫れ上がります。

原因
原因菌の多くは大腸菌、連鎖球菌やブドウ球菌などの一般化膿菌ですが、 性感染症の淋菌によってもおこります 。真菌(カンジタ)やトリコモナスでは起こりません。
症状
膣の入り口の一部が赤く球状に腫れて熱感や痛みを伴います。痛みは圧迫されると強くなり、腫れが大きくなるとい歩いたり座ったりするのが困難になることもあります。
また粘液が溜っているだけのバルトリン腺嚢胞では、しこりに触れても痛みはほとんどありませんが、細菌感染していると、しこりは急速に増大して発熱や激しい痛みを感じます。
治療
膿(うみ)が溜っている場合には注射器で吸い出すか、切開してしぼり出すなどの処置をしてから抗生物質で細菌を死滅させます。 腫瘍を形成した場合には局所麻酔をして腫瘍を摘出したりします。

この病気は一度治療しても再発を繰り返すことが多く、早期にきちんと処置しておくことが大切です。

このページのトップへ