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低用量ピルとアフターピルの違い

2020年03月21日

今回は低用量ピルとアフターピルの違いについてお伝えします。ともこレディースクリニック

■低用量ピルとアフターピルは何が違うの?
低用量ピルとアフターピルはどちらも避妊を目的とした薬です。低用量ピルは毎日服用することで排卵を抑制し、子宮内膜の増殖を抑えることで受精卵が着床しにくい状態を作ります。また、低用量ピルには女性ホルモンが含まれており、月経痛や月経不順、月経前症候群などの症状の緩和にも効果があります。
低用量ピルは正しく服用すれば、100%確実に避妊を行うことができます。

ピル一方、アフターピル(モーニングアフターピル)は、低用量ピルの服用を忘れた場合や、避妊をしなかった性交後、コンドームといった避妊具が適切に使用できていなかった場合、さらにレイプや性的暴行後などの望まない妊娠を避けるための緊急避妊に用いられる薬です。
一時的に子宮内膜に受精卵が着床しにくい状態を作り出し、72時間以内に服用すれば約95%避妊することができ、72時間を過ぎてしまった場合でも、120時間以内であれば高い成功率で避妊することができます。
不妊症や後遺症が残る可能性もありませんので、安心してくださいね。

!ご注意!
以下の項目に該当する方は 、基本的にピルを服用することができませんが、服用できるかどうか、一度ご相談下さい。
●35歳以上で1日15本以上タバコを吸う方(血栓症や心筋梗塞などの重大な副作用を起こすリスクが高くなります)
●血栓性静脈炎、肝塞栓またはその既住のある方
●乳癌・子宮がんの方、または疑いがある方
●脳血管・心血管系の異常のある方
●肝機能障害のある方
●高血圧・血栓症・心筋梗塞にかかったことがある方、またその疑いがある方
●糖尿病・高脂血症の方
●妊娠中の方、またはその可能性のある方、授乳中の方
●最近手術をした、また手術の予定のある方

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