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淋菌感染症について

2018年06月16日

今回は淋菌感染症について再度お伝えします。ともこレディースクリニック

■淋菌感染症って?
淋菌感染症(淋病)とは、淋菌と呼ばれる細菌による性感染症で、性感染症の中では性器クラミジア感染症についで多いです。
男女ともに感染、発症する性感染症であり、潜伏期間は2日~数日ですが、自覚症状が出づらく、女性の場合はおりものが増加する程度でほとんど変化がないため、性器クラミジア感染症と同じように、感染が長期化して、不妊や子宮外妊娠の原因になります。
淋菌感染症の20~30%がクラミジア感染を合併しているといわれています。

パートナーと一緒に治療淋菌感染症の主な症状は
◎悪臭を伴う膿性のおりものの増加
◎外陰部のかゆみ
◎下腹部 など
■検査
おりものを検査し、淋菌を検出して感染しているか診断します

■治療
抗菌薬や、抗ウイルス薬などを用いた抗生物質の内服での治療が主になります。場合によっては注射による投与を行う場合もあります。
治療の際に子宮頚管などの合併症がある場合は、同時に治療を進めていきます。淋菌感染症は慢性化しやすいので、薬を自分の判断でやめたりせず、完治するまで根気強く治療を行うようにしましょう。
また、ご自身の治療が完了しても、パートナーが治療をしていなければ、再感染してしまいますので、感染したときは必ずパートナーと一緒に治療することも大切です。
感染を防ぐためには、特定の相手とだけ性交渉を持ち、正しくコンドームを使用することが重要です。

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