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更年期以降に注意すべき病気


今回は更年期以降に注意すべき病気についてお伝えします。ともこレディースクリニック

■急増する生活習慣病
更年期は女性ホルモンによって守られていた体の調子が崩れ、生活習慣病が忍び寄ってくる時期です。女性ホルモンのひとつであるエストロゲンには、コレステロールの増加をおさえて動脈硬化を防ぐ働きがありますが、分泌の減少・停止を迎えると、コレステロールの増加をおさえることができなくなるため、心臓病や糖尿病、高血圧といった生活習慣病が始まる時期であるといえます。
気をつけたい病気の種類
・動脈硬化
心臓から全身に血液を送り出す動脈の内側にコレステロールが沈着し、血管内が狭くなったり弾力がなくなったりする、血管の老化現象です。酸素やほかの成分が不足するため、心臓の機能が低下します。
高血圧、糖尿病、高脂血症、肥満、喫煙などが原因となり、進行すると狭心症や心筋梗塞、脳出血、脳梗塞などを引き起こすので注意が必要です。適度な運動とコレステロールと塩分を控えたバランスの取れた食事をとることが予防の基本となります。
また、カルシウムやたんぱく質も減少していくため、骨や軟骨の老化が急速に進んで弱くなります。頸椎や腰椎にも変化が現れ、首や腰の痛みを訴える人も増えます。
・変形性膝関節症
ひざの関節が変形する病気で、軽症であれば脚の筋力をつけることで改善しますが、ひどくなると階段の上り下りも不自由になり、日常生活に支障が出てきます。
・骨粗しょう症
閉経後の女性に多いのが特徴で、骨がスカスカの状態になり、ちょっとした刺激で骨折してしまいます。
ほかにも更年期以降には子宮がんや子宮筋腫、萎縮性腟炎、子宮下垂・子宮脱といった病気も発生しやすくなります。

■年に一度は健康診断を
動悸、息切れ、めまい、だるさといった更年期の代表的な症状は、更年期障害ではなく病気が原因で起こっている場合もあります。また、更年期と前後して病気が始まる場合もあります。早期発見・早期治療がいちばんですので、体に異常を感じた場合には自己判断せずに診察を受けるようにしてみてください。
定期的な健康診断を受けるのも健康管理に気を配るうえで大切と言えます。少なくても年に一度はみてもらうようにしましょう。

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