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外陰部の痛み、かゆみについて

2019年08月10日

今回は外陰部の痛み、かゆみについてお伝えします。ともこレディースクリニック

■かゆみの原因をつきとめることが大事
ほとんどの女性が外陰部がかゆいと感じたことがあると思います。そのかゆみの原因の多くはむれとかぶれによるものです。
ちょっとかゆい、なんとなくかゆい程度であれば、むれていないか、かぶれていないかを疑ってみましょう。
締め付けのきついジーンズや下着など、通気性の少ない衣類の着用はむれの原因に、合成繊維の下着やナプキンはかぶれの原因になることがあります。
とくに夏場や月経中はむれやかぶれをおこしやすいので、通気性のよいコットンの100%の下着やゆったりとした服装を選ぶようにし、ナプキンの交換もこまめに行います。
軽いかゆみなら清潔にしていることで改善していきます。毎日の入浴やシャワ外陰部の痛みやかゆみ ーで外陰部を軽く洗い流し、通気性の良い下着を選んでこまめに変えるようにしましょう。排尿、排便後にトイレットペーパーを使用する場合には前から後ろにふくようにしましょう。
また、勝手に市販のかゆみ止めの薬を使用するのも、かえって症状を悪化させる原因になる場合もあるので、避けるようにしましょう。

■強いかゆみがある場合は婦人科へ
清潔に保つように心がけていても症状がよくならず、かゆみや痛みの症状が強くなる場合は炎症をおこしている可能性があります。じっとしていられないくらいかゆみや痛みがあったり、腫れて熱をもっているといった場合には、我慢せずにクリニックで見てもらうようにしましょう。
カンジダなどの真菌によるものの場合や、細菌類の感染によるものの場合も少なくなく、精神的な要因が原因の場合もあるので、できるだけ早く適切な治療を行う必要があります。
外陰部の痛みやかゆみはそのままにしておかず、すみやかにクリニックを受診するようにしてください。

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