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更年期障害の治療について

2019年04月06日

今回は更年期障害の治療についてお伝えします。ともこレディースクリニック

■更年期障害であると診断を受ける
更年期障害は症状が似ている病気が多く存在します。そのため、更年期障害であるかという診断を受けることがまず必要です。判断の基準には、ほかの病気の可能性がないことや、エストロゲンの低下と性腺刺激ホルモン(LH・FSH)の上昇が認められることです。
問診で年齢や症状、病歴や現在の環境などを確認し、必要であればホルモン量を測定します。また、内診や細胞診などでほかの病気がないかを確認を行います。
更年期障害であると診断されたら、個人にあわせた治療法を行っていきます。

一人一人にあった薬物療法■治療
更年期障害の薬物治療には主に「対症療法」「ホルモン補充療法」「漢方療法」が用いられます。対症療法は特定の症状を改善するために行われます。不足した女性ホルモンを補い、ホルモンのバランスを整えるホルモン補充療法とあわせて行われる場合もあります。薬の作用には強いものも弱いものもありますので、説明をよく聞いて、正しく服用 するようにしましょう。
漢方療法はホルモン不足の状態に早く体が慣れるように整えていく方法です。女性の数々の症状に対して多くの処方があることが特徴で、一人一人の体質や症状に合わせて細かく処方ができます。ホルモン補充療法を受けられない人や、ホルモン剤に抵抗がある方におすすめされます。もちろん漢方薬にも副作用があり、体に不調が起こる場合もありますので、その場合は相談するようにしてください。
ご自身の判断で合っていない薬を服用すると、かえって体に悪影響がでることもありますので、十分注意してください。

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