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子宮内膜症からくる腰痛

2019年02月09日

今回は子宮内膜症からくる腰痛についてお伝えします。ともこレディースクリニック

■子宮内膜症と腰痛の関わり
女性の腰痛の場合、女性特有の疾患が原因となっている可能性があります。なかでも子宮内膜症が原因の腰痛の可能性は少なくないといえます。
腰部の筋肉疲労による腰痛とは異なるため、月日が経過しても改善しない腰痛に違和感を覚え、受診してようやく子宮内膜症だとわかるというケースもあります。
子宮内膜症は子宮の内側を覆っている膜が、子宮以外の場所に増殖してしまい、月経のたびにはがれて出血をし、炎症や癒着から痛みなどの症状を引き起こすので、安静にしているときにも腰の痛みを感じます。
もしも横になって安静にしている状態なのに腰痛を感じるようであれば、注意が必要です。腰痛以外にも下腹部の痛みや違和感、不正出血といった自覚症状がないかを確認しましょう。

安静にしていても痛む子宮内膜症の症状
●月経痛がだんだんひどくなっていく
●不正出 血がある
●月経の出血量が増えた
●月経の時以外にも下腹部に痛みを感じる時がある
●排便痛がある
●安静にしていても腰痛がある

子宮内膜症が起こる原因ははっきりわかっていません。月経のある女性であれば誰でも子宮内膜症になる可能性があります。また、子宮内膜症は不妊も代表的な症状の一つにあり、症状が進行して治療が遅くなれば妊娠に与える影響も大きくなってしまいます。
子宮内膜症の症状に当てはまるものがある場合は、早期発見早期治療のためにも、我慢せずにクリニックを受診するようにしてくださいね。

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