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月経の異常についてその1

今回は月経の異常についてお伝えします。ともこレディースクリニック

■月経の異常の種類
月経の異常とは、「正常な月経の範囲から逸脱している状態」を言います。月経周期や出血量の多少、出血時間の長さ、不快感などが正常な月経とは異なります。
ホルモンバランスが精神的、身体的なストレスが原因で崩れたり、ほかの病気によって月経異常を起こすこともあります。

月経異常には以下のようなものがあります。

●無月経
精神的ストレスが原因で起こることが多く、18歳以上になっても月経が始まらない、または妊娠や閉経以外の理由で突然月経がなくなり、その状態が3か月以上におよぶものを無月経と言います。前者は原発性無月経、後者は続発性無月経といいます。
ストレスによる症状の悪化原発性無月経は先天的なものが原因で、性染色体の異常や性腺の機能障害、膣、子宮、卵巣などの性器の発育不全や欠損、男性ホルモンの過剰分泌などがあります。
続発性無月経は今まで月経があったのに、突然3か月以上にわたって月経が止まってしまうもので、脳下垂体や視床下部の機能異常によって起こります。機能異常を引き起こす原因の多くはストレスなどの心因性によるもので、人間関係のトラブルや生活環境の変化などが原因です。ほかにはスポーツのしすぎや、ダイエットや病気によって急激な体重の変化によってホルモンバランスが崩れた場合にも無月経になる場合があります。

●月経困難症
月経が始まると下腹部の激しい痛みや腰痛、頭痛、吐き  気、胃痛、便秘、不眠などの症状があらわれ、月経が終わると症状が消失または軽減するものを月経困難症といいます。
月経困難症は原因によって機能性月経困難症と器質性月経困難症の2つに分類されます。
これといった病気がないのに激しい月経痛がある場合は、機能性月経困難症です。月経中の子宮収縮が強い場合や、骨盤内の臓器のうっ血、自律神経の不調によるホルモンバランスの乱れなどが原因になります。
一方、子宮や卵巣などに疾患がある場合は器質性月経困難症といいます。30代以降の女性に多くみられ、原因となるおもな病気は子宮筋腫、子宮内膜症、子宮内の炎症による疾患があります。今までは月経痛がひどくなかったのが、急に強くなり、痛みが増していく場合はこれらの病気を疑うようにしましょう。

●月経前症候群(PMS)リラックスできる生活
人によって症状や程度は異なりますが、月経困難症とは逆に、月経が始まる3~10日前から症状が現れるようになり、はじまると症状が解消または軽減するのが月経前症候群です。
主な症状は神経が過敏、緊張状態になり、ささいなことでイライラしたり、怒りっぽくなる、手足や顔、お腹がむくむ、体重が増える、食欲亢進、抑うつ状態などの症状が現れます。

日常生活に支障が出るほど症状がひどい場合はクリニックを受診するようにして下さい。
症状が軽い場合はマグネシウムを多く含む食品や甘いものを摂取するようにするとよいといわれています。
また、月経に対して前向きに考えるようにすることも大切で、月経に対する意識が強すぎる場合はそれが原因でストレスになり、症状がさらに重くなる場合があります。睡眠や休養を十分にとり、自分に合ったリラックス方法でゆったりと過ごすようにしましょう。

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