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過敏性腸症候群について


今回は過敏性腸症候群について再度お伝えします。ともこレディースクリニック

■過敏性腸症候群って?
過敏性腸症候群は検査を行っても炎症や潰瘍といった疾患が認められないにも関わらず、下痢や便秘、お腹の痛みや不快感を伴うなどの便通異常が慢性的に繰り返される病気です。
腹痛を訴える患者の約半数を占めるほど頻度の高い消化器疾患であり、女性に多く発症します。特に若年層の女性に多く発症しますが、更年期を迎えた方でもみられ、幅広い年齢層で発症します。

過敏性腸症候群の主な症状
・便通異常
・腹痛
・腹部不快感
・腹部満腹感 など

腹痛、下痢、便秘など便通異常には腹痛を伴う下痢タイプ、兎糞状のころころとした硬い便が出る便秘タイプ、下痢と便秘を交互に繰り返すタイプなど、便通の状態により分けられます。
過敏性腸症候群は決して命に係わるような病気ではありませんが、トイレにすぐ行けないような場所で長時間過ごすことができないなど、生活の質を著しく損なうものです。このことからも患者さんの不安や苦痛は一般的な慢性疾患の中でも大きいといえます。
発症する原因はまだはっきりとはわかっていませんが、精神的ストレスによってストレスホルモンが脳下垂体から放出され、その刺激により腸の動きがおかしくなることで、症状が出るといわれています。
さらにこの動きが慢性化することにより、腸が刺激に対して必要以上に敏感になるなど、ほんの少しの痛みや腸の動きでも脳がストレスを感じてしまい、症状が強くなるという悪循環を起こしてしまいます。
過敏性腸症候群かどうかを判断するには、最近三か月のうちの一か月間で、少なくとも3日以上腹痛や腹部不快感がある場合や、便検査、血液検査などで、大腸がんや潰瘍性大腸炎などの病気がない場合は過敏性腸症候群の疑いがあります。

■治療
ストレスをうまく発散させる下地を作るためにも、食生活と生活習慣の改善が基本となります。
①1日3食、規則正し い食生活をする
・カロリーのバランスの取れた食事をゆっくりと食べる
・高脂肪食やアルコール、香辛料、体を冷やす冷たい食べ飲み物、炭酸飲料、カフェインは控えるようにする
・繊維の多い食品や、乳酸菌食品をとるようにする

②生活習慣の改善を行う
・十分な睡眠をとる
・適度な運動を行う
・無理をし過ぎないよう休憩をとるようにすることを心がける

食生活と生活習慣の改善を行いながら、必要に応じて薬物投与での治療を行います。

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