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尿路感染症について


今回は尿路感染症についてお伝えします。ともこレディースクリニック

■尿路感染症って?
腎、尿管、膀胱、尿道など、尿路における細菌の感染症をまとめて尿路感染症といいます。尿路感染症には
・膀胱の粘膜に炎症が起こる「膀胱炎」
・腎盂および腎実質が炎症を起こしている「腎盂腎炎」
の2種類があります。
主に20~40代の女性に多く見られるのが特徴で、女性は男性より尿道が短いことや、尿道口から肛門までが近いことから、細菌が外部から侵入し、尿道をさかのぼることによる感染(上行性感染)が起こりやすいといわれています。
代表的なものは急性膀胱炎と腎盂腎炎です。

●急性膀胱炎
トイレを長時間我慢する、冷え、性交などが誘因となる、大腸菌などの細菌が尿道から膀胱に入って起こる炎症です。風邪をひいたり、疲れがたまっているなどの、体の抵抗力が落ちているときに感染しやすくなります。
主な症状
・排尿時の痛み
・頻尿
・尿のにごり
・残尿感 など
検査は尿検査を行い、治療は抗生剤の薬物療法が基本となります。

水分を多めにとる●急性腎盂腎炎
尿道から侵入した細菌が、膀胱から尿管をのぼって、腎臓内で作られた尿が集まる腎盂や腎杯、腎実質まで運ばれ、炎症を起こしたものです。
尿の流れが悪くなる原因(尿道炎、尿路結石、糖尿病、妊娠など)があったり、体の抵抗力が落ちているときなどに発症しやすくなります。
主な症状
・高熱
・背中や腰の痛み(左右どちらか片側だけの場合が多い)
・頻尿
・排尿痛 など
急性腎盂腎炎は十分な治療を 行わないと慢性的に発症することが多く、また、重症化すると腎不全を起こすこともあるので、注意が必要です。
検査には尿検査、血液検査を行います。治療は抗生剤の薬物療法が基本となりますが、近年では抗生剤が効きにくい耐性菌も存在することから、きちんとした治療が必要となります。
重症化した場合は、入院治療が必要な場合もあります。

急性膀胱炎も、急性腎盂腎炎もどちらも休養をしっかりととり、水分を多めにとって尿量を増やし、膀胱内の細菌を外に流しだすことが大事です。

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