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過活動膀胱について


今回は過活動膀胱についてお伝えします。ともこレディースクリニック

■過活動膀胱って?
本来であれば、人の体は膀胱いっぱいに尿がたまるまで膀胱はゆるみ、逆に尿道括約筋が縮まることで排尿をコントロールできるようになっています。ですが、過活動膀胱になると膀胱を自分ではコントロールできず、尿を溜めて我慢することができなくなります。
過活動膀胱は若い人から年配の方まで様々な人がかかる病気ではありますが、年齢とともにその割合は増えていく傾向にあり、女性の場合では、50歳以上になると8人に1人は過活動膀胱にかかってしまう可能性がある病気です。

主な症状
●急に尿意をもよおし、我慢ができなくなる
●尿意を自覚してしまうと我慢することができない
●1日に8回以上、または2時間に一度の頻度でトイレに行く
●我慢できずにトイレに行っても、尿はあまり出ない
●尿意をもよおしたあと、トイレに間に合わずに漏れてしまう
これらはすべて過活動膀胱によるものです。

過活動膀胱の原因■過活動膀胱の原因
過活動膀胱は様々な要因から起こる病気です。加齢による膀胱の伸び縮みの機能が衰えていく場合や、生活習慣の乱れや自律神経の障害、骨盤底筋の衰え、神経性の障害によっても過活動膀胱になる場合があります。
膀胱に近い部位に病気がある場合にも膀胱の反応が強くなり、過活動膀胱を引き起こす場合もあります。
まずは診断を受け、ご自身が過活動膀胱かどうかを調べてもらい、その原因にあった治療を受けるようにしましょう。

■治療
治療には膀胱の収縮を抑える働きのある薬や、膀胱に尿を溜める容積を増やす薬を用いた薬物療法と、尿を我慢する練習である膀胱訓練や、頻尿や尿もれを我慢する筋力である骨盤底筋を鍛えるための体操の両方を行うようにします。
基本的には薬物療法により改善を目指し、生活指導や膀胱訓練、骨盤底筋トレーニングを行うことで、できるだけご自身の意思で排尿を我慢できるように治療を行っていきます。

過活動膀胱は命に関わるような病気ではありませんが、トイレのことが心配で外出を控えてしまったり、外出してもトイレのことを気にしてしまって楽しめないなどの、楽しく生き生きとした人生を妨げる要因といえます。
恥ずかしくて誰にも相談できない人や、年齢のせいだからとあきらめている人が多く、過活動膀胱にかかっていても受診される人は少ないです。ですが、もし症状にお悩みの方はぜひ一度クリニックを受診して、悩んでいることを相談してください。
症状は放っておけば悪化していく一方ですので、早い段階で適切な治療を受けることが一番です。

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