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月経前症候群(PMS)について

2017年01月13日

月経の 3~10 日前に感じる体や精神の不調、月経前症候群 (PMS)について今回はお伝えします。 ともこレディースクリニック

月経前症候群(PMS)って?
月経前の黄体期の間に続くイライラや乳房がはって痛むなどの精神的あるいは身体的症状で、月経がはじまるとともに減少、消失するものを月経前症候群(PMS)と言います。
人によって様々ですが、主な症状としてはイライラや、怒りっぽくなる、抑うつ状態になるなど平常時に比べて不安定な精神状態になる精神的症状や、乳房痛や片頭痛、肌荒れやにき びの増加、眠気または不眠、四肢の浮腫などの身体的症状が現れます。 多くの女性が月経前になんらかのPMS症状を抱えて いると言われていますが、 まだPMSの認知度は低く、 知らずに悩んでいる人や、周りの理解を得られずに辛い思いをされている女性がたくさんいるようです。PMSの症状は精神的にも 身体的にも多く存在しますので、自分の不調のメカニズムをよく知り、理解をすることで、PPMSの症状MSと上手に付き合っていくようにしましょう。 気を付けなければいけないのはPMSかな?と思って もその症状が別の病気によるものである可能性もあることです。もしも不調になるタイミングと月経のタイミングが伴わないようであれば、一度きちんと検査を受けるようにしましょう。

PMSの症状が重くなる原因
PMSの症状にも軽いものや重いものが存在します。症状が重くなる原因には以下のようなものがあります。

◆ストレス
環境の急激な変化や、仕事による疲れや緊張状態が続いたときなど、ストレスがたまってい るとPMSの症状が重くなります。

◆食生活・嗜好品
タバコやお酒、カフェインを多く含むコーヒーをよく飲むという人は症状が重くなりがちです。またバランスの悪い食生活をしている場合も同様です。

◆自律神経・体力の低下
風邪や病気で免疫力が低下していたり、自律神経が乱れているとPMSの症状が重くなります。

他にも律儀で真面目、几帳面な性格の人は上記のストレスが溜まりやすいせいもあり、PMSの症状が出やすいようです。

PMSになった場合の対処法バランスの良い食事
〇不規則な生活をしない
〇ストレスをため込まないようにする
〇バランスのとれた食事をする
〇軽い運動をするように心がける

月経前に起こるPMSですが、もし自分 がPMSであると気づいた場合は、少しでも症状を軽くするためのセルフケア を行うことが望ましいです。主に不摂生をしない、適度な運動、水分・塩分の摂取制限などです。ライフスタイルを改善し、自分にあった方法を見つけて、月経前も快適に過ごせるようにしていきましょう。
また症状がひどく、日常生活に支障をきたしているという女性もいらっしゃいます。その場合は迷わずクリニックに相談してください。きちんとした診断を受け、それぞれにあった治 療を受けることが大切です。

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