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膠原病について


dr膠原病とは、ひとつの病気の名前ではなく、全身の複数の臓器に炎症が起こり、臓器の機能障害をもたらす一連の疾患群の総称です。

「感染症」や「腎臓病」と同じように、いくつかの病気が集まったグループを表す言葉で皮膚や内臓の結合組織(いろいろな組織の間にある膠原線維などからなる部分)や血管に炎症・変性を起こし、さまざまな臓器に炎症を起こす病気の総称ということです。

膠原病に分類される疾患は多数あり症状も様々でありますが、
共通してみられる特徴として、

・発熱、関節痛、筋肉痛、こわばりなどがあるが、これらは炎症によって生じる事
・組織構造の改変・機能障害
・自己免疫現象、免疫の異常が見られること
・はっきりとした遺伝性がない
・伝染病ではない
・悪性腫瘍の病気ではない
・抗生物質では治らない
・ステロイドホルモンが効く

等が挙げられます。kougenbyou

免疫機能の異常によって血管、皮膚、筋肉、関節、内臓、などの結合組織に多発的に炎症が生じる病気の総称で、慢性関節リウマチ、全身性エリテマトーデス(SLE)、皮膚筋炎、進行性全身性硬化症(強皮症)、結節性多発動脈炎などが含まれます。

膠原病は20~50代の女性に多く、症状がよくなったり、悪くなったりをくり返しながら慢性的な経過をたどります。リウマチでは関節の腫れや痛み、SLEでは皮膚炎や腎炎など特徴的な症状もありますが、初期には原因不明の発熱、湿疹、関節痛、リンパ節の腫れなど、風邪に似た症状が共通して現れます。

治療
ステロイド剤(副腎皮質ホルモン剤)や免疫抑制剤の服用で炎症を抑え、異常な免疫を抑制しながら病状をコントロールしていきます。
なお、治療によって病状が安定している状態なら、妊娠・出産も可能ですが、健康な人に比べて流産や早産のリスクが高いため、主治医と婦人科医との連携による十分な管理が必要です。

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