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低容量ピルの飲み方について

2014年11月07日

今日は低容量ピルの飲み方についてお話しさせて頂きますね!dr

 

ピルは、エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)を配合した薬です。これを飲むことによって排卵を起こさせないようにして避妊します。

ピルには、ホルモンの含有量によって高用量、中用量、低用量ピルとありますが、日本では1999年に、副作用が最も少なく安全性の高い低用量ピルが承認され、医師の指導のもとで使えるようになりました。

婦人科で診察を受けてからの服用になります。女性の意志で避妊でき、忘れず服用すれば、ほぼ100%避妊できる避妊法です。

もちろん避妊効果のほかにも月経痛が軽くなる、月経周期が整うといった効用もあります。

ただし毎月3000円~4000円程度の費用がかかり、性感染症の予防もできない為、コンドームとの併用をおすすめします。また長期間服用する場合、血栓症のリスクは否定できません。そのため、35歳以上の喫煙者は服用できないことになっています。

ピルの服用方法は、月経開始日から21日間毎日1錠定刻の時間に飲み続け、7日間服用を休み新しいシートの1錠目からまた服用を開始します。7日間休むことによる飲み忘れを防ぐ為、休止期間はピルの成分を含まないプラセボ錠を服用します。223ピルを飲み忘れた場合は、24時間以内なら気づいたときにすぐ飲んで、翌日からいつもの時間に飲めば有効です。

低用量ピルは副作用の少ない薬ですが、飲み始めの2~3ヶ月間は個人差がありますが、マイナートラブルといわれ、ムカムカしたり、乳房が張るといった症状が現れることがあります。

3ヶ月以内に大部分がおさまりますので、まずは3ヶ月間継続してみましょう。

 

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